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AED10年目の想い

島本大也写真
島本大也 SHIMAMOTO tomonari
  • 減らせ突然死事務局

私は、集中治療室の看護師でした。 医療従事者が心肺蘇生の手技を学ぶコースがあり、そこでのインストラクターをしていたのですが、それは誰かのためというよりは、自分自身の技術を維持するため、という意味が大きかったように思います。

突然の心停止はいつ誰に起きてもおかしくありません。 もしかすると、それは自分かもしれないし、自分の大事な人かもしれない。 その感覚がリアルになったのは、メッセージビデオを初めてみた時でした。

医療従事者であっても、心肺蘇生の現場に関わるのは怖いですし、緊張してストレスも強く感じます。 一般の方々であれば、それらを殊更強く感じる事は当たり前の反応だと思います。 しかし、きっと皆で共有する事でそれぞれの負担は少なくなるはずだと信じています。

突然心臓が止まってしまい、そのままなら亡くなってしまうしかない人を、社会復帰にまで導く事ができる。 その力は、特別な事では無く、誰でも持っているという事が、常識になればいいな、と思い活動しています。